結婚式場には、ゲストが式の開始まで過ごせる控室が用意されていることが一般的です。なかでも新郎新婦の親族が利用する「親族控室」は、挙式前の待機や親族同士の顔合わせなどに使われます。本記事では、親族控室の役割やありがちな疑問点、用意しておくとよいアイテムなどについて解説します。
そもそも親族控室とは
結婚式場には、挙式までの時間をゲストが落ち着いて過ごせるよう、さまざまな控室が用意されています。そのなかでも「親族控室」は、新郎新婦それぞれの親族が挙式前に待機するための部屋です。単に待ち時間を過ごすだけでなく、両家の親族が顔を合わせる大切な場としても利用されます。ここでは、親族控室の役割や一般的な使い方について見ていきましょう。
挙式前の待機や親族紹介を行う
親族控室は、挙式が始まるまで親族が待機する場所として使用されます。受付を済ませた親族が控室でくつろぎながら、挙式開始までの時間を過ごすのが一般的です。また、親族控室では「親族紹介」が行われることもあります。親族紹介とは、新郎側と新婦側の親族が顔を合わせ、それぞれの名前や新郎新婦との続柄を紹介するものです。代表者が一人ずつ紹介する方法や、各自が自己紹介する方法など、進め方は式場や新郎新婦によって異なります。
両家が同じ部屋を使うケースが多い
親族控室は、新郎側と新婦側で別々に用意されるとは限らず、両家が同じ部屋を使用するケースも一般的です。部屋の広さや式場の設備によっては、パーティションなどで両家のスペースを分け、親族紹介の際に仕切りを開けて顔を合わせることもあります。一方、部屋数に余裕のある式場では、両家それぞれに親族控室を用意する場合もあります。その場合、親族紹介を行うための部屋を別途設けることもあるため、事前に式場へ利用方法を確認しておくと安心です。
親族控室に関してありがちな疑問点
親族控室は、挙式前に親族が落ち着いて過ごしたり、親族紹介を行ったりするための大切なスペースです。一方で「誰が利用するの?」「費用はどのくらい?」「控室がない場合はどうすればいい?」など、疑問を感じる方もいるでしょう。ここでは、親族控室に関するよくある疑問について解説します。親族控室を利用する範囲は?
親族控室を利用するのは、基本的に新郎新婦の血縁者とその配偶者です。両親や兄弟、祖父母、おじ・おば、甥・姪、いとこなど、招待した親族が利用すると考えておくとよいでしょう。また、媒酌人を立てる場合は、媒酌人夫妻も親族控室を利用するのが一般的です。親族控室の費用相場は?
親族控室の使用料は、結婚式のパックプランや会場費に含まれているケースが多くあります。別途料金が必要な場合は、控室1室あたり1万円~2万円程度が目安です。式場によって料金体系が異なるため、見積もりの段階で確認しておくと安心です。親族控室がない場合はどうする?
親族控室がなくても非常識というわけではありませんが、親族がゆっくり過ごせるスペースを確保できると安心です。会場内に控室を用意できない場合は、ホテルのラウンジやカフェなどを利用する方法もあります。また、少人数の結婚式で親族と友人がお互いをよく知っている場合などは、同じ控室を利用するケースもあります。式場選びでは、控室の有無だけでなく、広さや収容人数も確認しておきましょう。
親族控室に用意しておくと喜ばれるもの
親族控室では、挙式までの待ち時間を親族が快適に過ごせるよう、飲み物やお菓子などを用意しておくと安心です。さらに、新郎新婦の思い出に触れられるアイテムを取り入れると、親族同士の会話も弾みやすくなります。ここでは、親族控室に用意したい定番アイテムや、おもてなしにおすすめの品を紹介します。
軽食・お菓子・飲み物を用意する
親族控室には、簡単につまめるお菓子や飲み物を用意するのが一般的です。桜茶やお茶、個包装のお菓子などは、待ち時間に気軽に口にできるため便利です。子どもが参列する場合は、子ども向けのお菓子も用意しておくとよいでしょう。また、会場入りから披露宴まで長時間空く場合には、サンドイッチやのり巻きなどの軽食を準備する方法もあります。ただし、飲食物の持ち込みには式場ごとのルールがあるため、事前に確認しておきましょう。
思い出にまつわるアイテムでおもてなし
飲食物だけでなく、新郎新婦の幼少期の写真やアルバムなどを置いておくのもおすすめです。懐かしい写真をきっかけに、親族同士で思い出話を楽しんでもらえるでしょう。ほかにも、新郎新婦が生まれた日の新聞や、親族への感謝をつづったメッセージを用意する方法があります。こうしたアイテムは、親族控室での時間を楽しんでもらうだけでなく、新郎新婦からの感謝を伝えるおもてなしにもなります。