親族のみの結婚式はつまらない？盛り上がらない？不安を解消する演出と進行アイデア

親族だけの結婚式は、ゲストが少ない分、盛り上がりに欠けないか退屈にならないかと不安に感じる新郎新婦も多いでしょう。しかし人数が少ないからこそアットホームな雰囲気を活かし、ひとりひとりに感謝を伝えられる結婚式が可能です。この記事では、親族だけの結婚式でも楽しめる演出や進行のアイデアを紹介します。

親族のみの結婚式は盛り上がらない？

親族のみ結婚式は、ゲストが少ないため盛り上がりに欠けるのではと心配になる新郎新婦も多いでしょう。ゲストが少ないと静かになってしまい、華やかさが薄れてしまう可能性もあります。なぜ親族のみの結婚式は盛り上がりにくいのか、理由を見ていきましょう。

ゲストの人数が少ない

ゲストの人数が少ないと、会場全体のにぎやかさが控えめになりやすい傾向にあります。親族間で顔なじみの人も多いため、会話や交流が減ってしまいます。全員で参加できる乾杯や記念写真、全員が関われる簡単なゲームなどを取り入れると、少人数でも一体感が生まれやすいでしょう。

演出の幅が狭くなる

余興やゲーム、サプライズなどの演出は人数が多いほうが効果的なことが多いでしょう。親族のみの少人数の結婚式では、盛り上がりの演出が制限されることがあります。少人数でも楽しめるサプライズ演出や手作りの余興を取り入れることで、ゲスト全員が盛り上がれる瞬間を作れます。

会場が静かになりやすい

全体が静かで落ち着いた雰囲気になりやすく、自然とテンションが控えめになってしまいます。普段は賑やかな家族でも、式場の雰囲気に圧倒されると緊張感が強まる場合もあるでしょう。BGMや演出タイミングを調整し、明るい雰囲気づくりをすることで自然に盛り上がれます。

おすすめの演出【挙式・披露宴・サプライズ演出】

親族のみの結婚式では、演出が本当に必要か迷う人もいるでしょう。しかし、少人数の結婚式だからこそ、工夫した演出を取り入れることが大切です。演出がないと、食事と歓談だけで終わり、ただの宴会のような印象になってしまいます。

結婚式らしい特別感や思い出を残すためにも、適度な演出を取り入れることをおすすめします。ここからは、親族だけでも楽しめるおすすめの演出を紹介しますので、参考にしてください。

リングピロー・リングリレー

結婚指輪を運ぶリングピローや、ゲスト全員が参加できるリングリレーは、少人数ならではの楽しみ方ができます。リングリレーではリボンを使って指輪を新郎新婦のもとへ届け、参列者全員が結婚を承認する意味を持たせられます。ゲスト全員が参加することで、式全体に一体感が生まれます。

フラワーガール・リングボーイ

フラワーガールやリングボーイは、入場時にバージンロードを歩く子どもたちです。フラワーガールは花びらをまき、リングボーイは指輪を祭壇まで運びます。

子どもたちの可愛らしい姿は、親族全員を笑顔にし、アットホームな雰囲気を作ります。ゲストの人数が少なく顔見知りの人が多くなるため、子どもも緊張せずに行えるでしょう。

ケーキデコレーション

少人数の食事会では、ケーキ入刀だけでなくゲストにデコレーションを手伝ってもらう演出もおすすめです。フルーツやチョコペンを使った装飾は、子どもから高齢者まで楽しめます。ケーキ入刀後は、ゲストひとりひとりにサーブすることで交流も生まれ、式全体が活気づきます。

ラストバイト・サンクスバイト

ケーキを食べさせ合うファーストバイトに加え、両親やこれまでお世話になった方々に食べさせるラストバイトやサンクスバイトもおすすめです。少人数の結婚式ではゲスト全員の目が届きやすいため、サプライズとして取り入れやすく、感謝の気持ちを直接伝えられる演出としても喜ばれます。

プロフィールムービー

少人数の結婚式では、参列者全員の写真をプロフィールムービーに入れることが可能です。家族や親族との思い出を振り返る演出としても活用でき、上映中もアットホームな雰囲気が生まれます。ゲスト同士の会話も弾みやすくなるでしょう。

キャンドルリレー

新郎新婦からゲストへ火をつなぐキャンドルリレーは、全員参加型の演出として人気です。一体感が生まれ、少人数ならではの温かみのある雰囲気を作れます。ゲスト同士の距離も近いため、火を灯す瞬間の感動を共有しやすく、思い出に残る特別な時間になります。

ゲスト全員へメッセージ

手書きカードやムービーでゲストにメッセージを伝えると、少人数でも心に残るサプライズ演出になります。ウェルカムドリンクに添えたり席札に挟んだりすることで、より温かく印象的になります。ゲストひとりひとりに合わせた言葉を加えると、さらに心のこもった時間を演出できることでしょう。

ゲストに合わせた引き出物

少人数の場合、引き出物を手渡しで渡せます。直接反応を確認できるため、よりていねいなおもてなしになり特別感を与えられるでしょう。手渡すときに一言添えることで、より温かみのある印象になり、思い出に残る贈り物となります。

まとめ

親族のみの結婚式の不安を解消する演出と進行アイデアについて紹介しました。親族のみの結婚式でも、演出を工夫することで温かく特別な時間を作れます。少人数だからこそ、ゲストひとりひとりとの距離が近く、アットホームな雰囲気をしっかり感じられるでしょう。演出を取り入れることで結婚式らしい雰囲気を楽しめ、特別感を演出することが可能です。ゲスト全員が参加しやすい演出にすることで、親族との絆を深められ心に残る結婚式を実現できるでしょう。